先輩インタビュー
INTERVIEW
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- 職務におけるビジョン(どんな事を心懸けているか、モットー等)
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「どんな時でも声をかけやすい医療ソーシャルワーカーでありたい」
私はこの気持ちを大切に、相談内容に応じ他職種・他機関と連携し、患者さんやご家族がより望ましい生活が送れるよう、適切な社会保障制度の提案が出来ればと思っています。
その為に、常に変化し続ける社会情勢に目を向け、日々邁進する必要性を実感しています。
私たちは社会保険労務士ではないため、心理的、社会的な問題の対応、そして環境に働きかける必要もあります。 患者さんの中には社会保障制度に該当しない場合もあるので、患者さんやご家族との面談を繰り返し、少しでも問題解決したうえで社会復帰をしていただければと思っています。又、私たち医療ソーシャルワーカーにとっては医療の知識も欠かせず、患者さんへの理解を深める為にも積極的に病棟に出向き、時には医療処置に衝撃を受ける事もありますが、直接自分の目で見て物事を捉えるよう心懸けています。
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- この職種に就こうと思ったきっかけ
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私は幼少期から臨床心理に興味を持っており、臨床心理士を含む医療従事者を知っていく中で、医療ソーシャルワーカーをという職種を知り、保健医療の場において患者さんが抱える経済的、心理的、社会的問題の解決や調整を援助し、社会復帰の促進を図る役割に魅力を感じ、医療ソーシャルワーカーを志しました。
前職では三次救急を担う急性期病院にて医療ソーシャルワーカー業務に従事しており、患者さんやご家族の危機的状況に介入し、その後の支援を他職種・他機関に繋げる事が多かったのですが、次第にその先にある支援過程に興味を持つようになりました。
そこで更なるスキルアップを目指し、複数の病棟で幅広く患者さんを受け入れている尾張温泉かにえ病院に魅力を感じ入職しました。
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- 現在の職務でのやりがい等
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今は主に患者さんの入退院調整に携わっております。大切なご家族の入院先を決める事は、とても大きな決断だと思います。
私たち医療ソーシャルワーカーは、患者さんが入院していただく前にご家族との面談を実施し、当院の機能及び役割について丁寧に説明する事を心懸け、少しでも安心して入院を決めて頂ければと思っています。
退院に関しても面談を実施し、患者さんやご家族が自宅退院に対しを諦めかけていた課題を、様々な社会制度を活用する事によって解決し、患者さんが自宅に戻る事が出来る様になった時には、とても嬉しくやりがいを感じます。
また院内スタッフの関係が近く、何事にも助言を頂きやすい環境であると思います。定期的にカンファレンスを実施していますので、偏った知識や病状の理解ではなく、お互いに多様な視点での支援が出来ていると実感しています。
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- 今後目指していきたいこと
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日々、多様な相談に応じ、一人ひとりが抱える課題の解決に向けて一緒に悩み、寄り添いながら支援をしていきたいと思っています。患者さんやご家族との信頼関係を築く為に、その方々の価値観を尊重し受容していく事を大切にしていきたいです。