理念・基本方針
理念
基本方針
- 1.患者さんとともに
- 患者さんの人権を尊重しながら、患者さんそしてその家族とともに問題を解決し、常に信頼される病院になるよう努めます
- 2.チーム医療
- 全職員が協力し、患者さんを支える医療を提供します
- 3.生活に根ざしたリハビリテーション
- 住み慣れた環境での生活を取り戻せるように、生活に根ざしたリハビリテーションをめざします
- 4.地域づくり
- 地域の医療機関・介護施設、市町村、地域包括支援センター、地域住民等と連携し地域の皆さんの健康づくりを通して地域づくりに積極的に参加します
- 5.安定した病院の運営
- スタッフの研修を積極的におこない、人材を育成して病院の基盤を強化します
病院概要
名称 | 尾張温泉かにえ病院 |
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経営法人 | 医療法人 瑞頌会 |
理事長 | 真野 寿雄 |
院長 | 落合 淳 |
診療科目 | 内科・脳神経内科・循環器内科・糖尿病内科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科 |
病床数 | 病床数 118床
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各種指定・認定 |
保険指定医療機関 労災保険指定医療機関 生活保護法指定医療機関 公害医療機関 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関 難病の患者に対する医療等に関する法律第14条第1項の規定による指定医療機関 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関 結核指定医療機関 救急病院(告示) 在宅療養支援病院 日本医療機能評価機構認定病院 (機能種別版評価項目3rdG:Ver.2.0 主たる機能:リハビリテーション病院 副機能:一般病院1) 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第59条第1項の規定による指定自立支援医療機関(精神通院医療) |
施設基準 (基本診療料) |
診療録管理体制加算 2 療養環境加算 療養病棟療養環境加算 1 医療安全対策加算2 感染対策向上加算3 データ提出加算2 入退院支援加算 認知症ケア加算3 回復期リハビリテーション病棟入院料2 地域包括ケア病棟入院料1 |
(特掲診療料) |
二次性骨折予防継続管理料2 二次性骨折予防継続管理料3 薬剤管理指導料 別添の1の「第14の2」の1の(3)に規定する在宅療養支援病院 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 CT撮影及びMRI撮影 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ) 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)別添1「第40」の3の注5に規定する施設基準 運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)別添1「第40」の3の注5に規定する施設基準 集団コニュニケーション療法料 |
(食事療養) | 入院時食事療養(Ⅰ) 入院時生活療養(Ⅰ) |
付属施設 | 短時間型通所リハビリテーションセンター |
所在地 | 愛知県海部郡蟹江町西之森字長瀬下65-14 |
TEL | 0567-96-2000(代表) |
FAX | 0567-96-3701 |
病院の特長
医療設備
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最新の医療設備と尾張温泉の名湯で、質の高い心豊かな医療を提供します。医療の質を向上させる最新の医療設備を導入し、患者さんのニーズにこたえる医療・看護・予防を実現します。
蟹江町では初めて最新のキャノン1.5テスラMRIを導入しました。また、16列マルチスライスCT、骨塩量測定器、X線TVなどすべての放射線科機器を最新の機器に更新しました。
また、超音波画像診断装置、経鼻内視鏡など臨床検査機器も充実しています。これら最新の医療設備を利用した健診センターでは、町民健診・企業健診はじめ地域のみなさまに気軽に健診をお受けいただくことができます。
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1.5テスラMRI
温泉健康増進棟
100%天然温泉を利用した、温泉浴室と歩行浴プールをご用意しております。
温泉による温熱作用で体の芯まで温まり、筋肉や関節痛をやわらげます。また、筋肉の緊張がほぐれることによってリラックス効果が期待できます。
歩行浴プールでは上記の温泉作用に加え、浮力により体重が軽くなり、関節の負担が減るため、陸上では痛みがある方でも運動がしやすくなります。さらに、水の抵抗性を利用することで、無理のない範囲で筋力訓練が行えます。また、静水圧の作用により下半身の血液循環が良くなり、むくみの改善も期待できます。
- 日本の名湯百選にも選ばれている尾張温泉
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源泉 尾張温泉………泉質 単純温泉
泉温 源泉高温泉 摂氏約50度
源泉低温泉 摂氏約28度
加水・加温せず、高温泉と低温泉を併せてちょうど良い湯加減としています
(プールのみ衛生管理のため循環利用及び濾過、塩素系薬剤による消毒を行います)
禁忌症(浴用)
病気の活動期(特に熱のある時)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
適応症(浴用)
①療養泉の一般的適応症
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
②泉質別適応症
自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
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- 温泉歩行浴プール
- 尾張温泉の湯を利用した歩行訓練用プールです。一周約20メートルのプールを理学療法士・運動指導士等の指導をうけながら歩行訓練ができます。
- 入院患者さん用入浴施設
- 尾張温泉を利用した温泉浴室と介護浴槽2台(白湯)を用意しました。温泉浴室には体の不自由な方にも入浴いただけるよう入浴介助リフトを設置しました。
ガーデン
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病院を訪れるすべてのひとに緑の空間として病院の外まわりと温泉健康増進棟屋上に木とハーブのガーデンを作りました。外周ガーデンにはシンボルツリーとしてオリーブの木を植えました。
オリーブの花ことばは「平和・知恵」です。皆さまが住み慣れた地域で穏やかな生活が続けられるよう、また医療・介護にかかわる様々な情報の発信基地として当院が地域に貢献できることを祈りオリーブの木を植えました。
外来
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一般的な内科疾患について身近な『かかりつけ医』として、そして、専門外来として内科・脳神経内科・循環器内科・糖尿病内科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科をおこなっています。 最新医療機器による安心な検査と専門医による親切な診療を提供しています。
健診センター
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企業健診・協会けんぽ健診・町民健診等各種健診を行っています。外来待合室とは別の待合室を用意しましたので、インフルエンザなど気になる病気が流行している時でも安心して健診を受けていただくことができます。男性・女性各専用のロッカー室もご用意しています。
職員のための設備
多職種の職員が協働して患者さん本位の医療を提供できるようスタッフステーションを中心に配置しました。また職種を超えて勉強会を開くなどコミュニケーションの場として、職員専用図書室・会議室をつくりました。
職員食堂
緑につつまれたガーデン沿いに大きな窓の職員食堂を用意しました。調理室で用意した暖かい昼食を食べることも、また手作りのお弁当を食べることもOKです。職員食は一部病院が負担して提供しています。
電子カルテシステム
令和5年4月よりソフトウエアサービスの電子カルテが稼働します。今回、東海地方で初、音声入力によるカルテ記載機能を持つモバイル端末を導入しました。このモバイル端末の音声入力機能により、問診やカルテ記載がより安易に行えるようになり、また、モバイル端末で体温計やパルスオキシメーター・血圧計の測定値をスキャンすることにより直接電子カルテに連携することができるようになります。その他、モバイル端末には、情報共有機能があり、病棟内で共有したいことや申送りに利用することができます。新しいモバイル電子カルテを活用して、業務負担の軽減や適切な患者さん情報の共有により安全な医療を提供できるよう努めてまいります。
職員用駐車場
職員用駐車場を新病院に隣接した土地に用意しています。利用料は病院負担により無料です。2km超の通勤については車での通勤も可能です。
フロアマップ
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脳神経内科・循環器内科・糖尿病内科・整形外科・リウマチ科など専門的な外来診療に加え、一般的な内科疾患の外来診療も受診いただくことができます。放射線室には1.5テスラMRI・16列マルチスライスCT・骨塩量測定器・胃カメラ等画像診断装置、臨床検査室には超音波診断装置・経鼻内視鏡・生理検査機器等医療機器を備え、迅速で的確な診断に努めています。
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地域包括ケア病棟になります。
地域包括ケア病棟は、急性期医療の治療後あるいは在宅療養中に体調が悪くなった患者さんに入院いただく病棟です。急性期病院からの転院、診療所からの紹介、当院の外来から入院いただき、再び自宅等に戻るために必要な医療とリハビリテーションを受けていただくことができます。
日当たりのよいデイルームでは、朝・昼・夕食を召し上がっていただくことができ、また家族・友人の面会の方々と談笑いただくこともできます。また、入院患者さんが無料で利用することができるWi-Fi設備を病棟全体に設置しました。
温泉プールと入院患者さんのための入浴施設のある温泉健康増進棟とは連絡通路にて結ばれています。
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回復期リハビリテーション病棟では、急性期を脱した脳血管疾患や大腿骨骨折など特定の疾患の患者さんに医療と集中的なリハビリテーションを受けていただき、自宅への復帰を目指していただくことができます。
回復期リハビリテーション病棟からは温泉健康増進棟屋上に設置した屋上ガーデンに繋がります。屋上ガーデンでは、季節の花や野菜作りなどガーデニングが体験できるようになっています。
また、入院患者さんが無料で利用することができるWi-Fi設備を病棟全体に設置しました。
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広々と開放的な700㎡のリハビリテーション室と地域のみなさんにもご利用いただける会議室があります。
リハビリテーション室では、リハビリテーションを効果的に行うための機器や設備を備え、外来・入院患者さんのためのリハビリテーションと介護保険による短時間型通所リハビリテーションを行っています。会議室は、介護予防教室や健康教室など医療・介護の研修、地域の専門職による会議など地域の交流の場としてまた情報発信の場として地域のみなさんにもご利用いただけます。
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かにえ病院の2階には温泉健康増進棟があり、患者さんの状態に合わせた3種類の入浴設備をご用意しております。
座る姿勢が保てる方にはチェアー浴、座る姿勢が難しい方には横になった姿勢で入れるハバード浴、歩行が自立している方には手すりのついた一般浴。どのお風呂も安心安全にご利用いただけます。
また、100%天然温泉を利用した歩行浴プールでは温泉入浴指導員が付き添い、浮力や水の抵抗を利用した歩行訓練や体操を行っています。